今日はブリュッセルのサンカントネール公園にある
王立美術歴史博物館で行われているサベナ航空の特別展に行く。
この催し物、開催前から結構楽しみにしてて、
丁度先週金曜日から開催だったのでさっそく行ってみました。
ちなみにその時の模様はこちらのニュースでも見れます。
(但、フランス語のみ。29分20秒辺りから。)
博物館のあるサンカントネール公園は
丁度今日行われたブリュッセルマラソンの出発地点で
ランナーを横目に博物館入口へ。
こちらが博物館の入口。
サベナ特別展の案内もありました。
入口で「サベナ展、大人一人」と言ってチケット購入。8ユーロでした。
では、この後はノスタルジーさ漂う展示品の数々を御紹介!
昔の座席。これなら今子供用に使ってるチャイルドシートの方が
よっぽどしっかりしてる感じがしますが、当時はこれで良かったと思うとある意味驚き!
近くにある軍事博物館には実機が保存されているフランス・カラベル社のモデル。
コンコルドも購入予定だったようです。 今となっては夢物語ですが。。。
ファーストクラスの座席。通販か何かで売ってそうです。
客室乗務員のユニフォームに交じって、
東京線とシンガポール・バンコク線にて使用されていた
着物とケバヤ調のユニフォーム。注意書きには『着物のユニフォームは
1970年後半に実用性の観点から廃止となった。』みたいなこと書かれてました。
確かにこの恰好で機内動き回るのは相当動きにくいかと。。。
ちなみにこちらが日本線のポスター。どうも『JAPAN』ではなく
『JAPA9』に見えてしまうのは自分だけでしょうか。。。
旅行鞄の数々。
それ以外には各路線のポスターが展示されており、
どれもなかなかレトロな感じがして見ごたえありました。
コンゴに植民地を持っていたベルギーらしく、
アフリカへのポスターが結構多かったのが印象的でした。
またサベナ航空が運航停止した日のニュース映像も流されてました。
サベナ倒産後は確かSN Brussel航空→Brussel Airlinesとなってたかと思いますが、
今のBrussels Airlines自体、LCCのようでLCCじゃない微妙な感じ。
やっぱ往年のサベナに思いを寄せるベルギー人が多いんでしょうかね。
この展示、案内文はフランス語とオランダ語しかありませんので、
展示物をはっきりと把握するにはちょっと困難が伴います。
この特別展用に発行されたようなサベナについて書かれた本も
売店で売られてますが同じくフランス語もしくはオランダ語のものしかありません。
とは言え説明文が分からずとも結構見ごたえのある内容でした。