2011年5月22日日曜日

王立軍事歴史博物館と歩行者天国

今日は昼からサンカントネール公園にある
王立軍事歴史博物館(Musee Royal de I'Armee et d'Histoire Millitaire)に行きました。
というのもちょっと個人的に見たいものが置いてあるというのをふとしたことで知り、
行ってみたいと思っていた矢先。ちょうど妻から地下鉄の乗り方を知っておきたい
というリクエストあり、それなら練習も兼ねて行くにはちょうど良いと理由こじつけて行くことに。
最寄り駅に車置いて、パーク&ライドで現地へ向かいました。
なおたまたまなことにこのパーク&ライドが正解で、
車で行こうものなら大変なことになってました。(後述)

家からは30分位で現地に到着。。ちなみに先日のニュースサイトでも報道されていたように
最寄駅では下りエスカレーターが故障。いきなりベビーカー抱えて降りる羽目になりました。
ちなみにようやくたどり着いたホームで目にしたのはエレベーター。
どうも違う改札口にあったようで、今後のためにいい勉強になりました。

最寄駅で地上に出てすぐ遠くにブリュッセル版凱旋門を望みます。

で、そっちのほうに歩いていきます。

というのも王立軍事歴史博物館は門の右手が入口です。
ちなみにこちらは博物館見学後の様子。やはり快晴の方が絵になります。


で、さっそく中に入ります。入場料が無料という太っ腹なこの博物館。
「無料=大したことないのでは?」と思ってましたが、意外や意外。
収蔵品の多さには驚かされました。ちなみに手荷物は入口で預けさせられます。


多分見る人が見ればわかるのだろうと思われる昔の軍人さんの肖像画や

レオポルド2世の使っていたと言われる自転車に、

各種大砲の数々。。。


また20世紀に入ってからの軍事物も置いてあり、ミリタリーマニアが見たら
「こりゃ堪らんのでは」と思いのんびりと歩いて回りました。


このタイプの戦車を見て、映画インディジョーンズでハリソン・フォードが
ナチスのこのタイプの戦車から振り落とされそうになるシーンを思い出しました。
で、どんどん進み最後はAviation(航空産業)のコーナー。


こんな感じで軍用機メインに展示されていますが、一番見たかったのはこれ。


倒産したサベナ・ベルギー航空で使用されていた『シュド・カラベル』という飛行機!!
尾翼側からもう1枚。

翼の位置の低さと三角形のおむすび型の窓が特徴の機材です。
で、こちらがスペック。


本当はもう少し近くで見たかったのですが、このお目当てのカラベルだけは
地上から結構高い所に展示され、望遠使って撮るので精一杯。。。ちょっと残念です。
なお、近くには倒産したサベナ・ベルギー航空のコーナーもありました。

機体はボーイング707。
植民地だったコンゴとの関係上、アフリカへの路線マップなどが展示。


また、おそらく日本線のものと思われるポスターもありました。

『JAPAN』じゃなくて『JAPA九』に見えるのは私だけでしょうか。。。
更には創業から倒産までの間で使用した機材の一覧の写真も展示されており、
しつこいですがここでもカラベル。


ちなみに博物館内のショップでは倒産したサベナ航空のグッズが少しばかり売られてます。
と、そんな感じで結構見ごたえのある博物館でした。
で、帰路。同じ駅から戻ろうとすると何と今日はお祭りか何かで歩行者天国に。

いつも中心部行く際に通るトンネルもこんな感じで通行止め。
車で来ようとしなくて正解でした。(来ようとしてたらどうなっていたことか。。。)

そんな歩行者天国にはミニ観覧車に

なんと子供相撲のコーナーまでと結構な盛り上がり。

こんな感じで陽気につられて我が家も途中でクレープ買って中央分離帯に座っておやつ。
結局、地下鉄一駅分をぶらぶら歩いて帰りました。博物館出てからは天気も良くなり、
予想以上に楽しい時間を過ごせた日曜日となりました。