2011年1月16日日曜日

王立中央アフリカ博物館 / Musee Royal de I'Afrique Centrale


今日は昼から車で15分のところにある
王立中央アフリカ博物館に行ってきました。

その前に昨日は勇気を出して中心部にある小便小僧の近くまで
車で行こうとしましたが(ちょうど良いところに地下駐車場がある。)、
どこをどう進んだのか結局たどり着けず。

時計をイメージしながらこれを説明すると
3時の方向から時計の中心部向かって進むが、
なぜか気が付けば7時の方向に抜けてしまい、
結局はそこからブリュッセル市内の外周を結んでいる
『Ring』という高速道路に7時~12時を経て、
元の3時の地点に戻って来るという始末。。。
やはりナビがないと難しいです。

で、そんな昨日の反省も込めて今日は
中心部とは逆の方向にある博物館を目指しました。

ベルギーは元々中央アフリカのコンゴを植民地としていた関係で
それにまつわる展示がたくさんありました。
まずは駐車場でさっそく像がお出迎え。パオーン!!
博物館の前でも像の親子がお出迎え。
いやぁ~、いやが上にも雰囲気出てきます。

博物館の外観
 入場料は大人1人4ユーロでした。
中に入ってみると
キリンや
カバがお出迎え。なお、キリンの足元を良く見てみると、
コインが散乱。何かの縁起物なのかどうか?
ベルギー人の考えの深さは分かりかねます。
他にもお面などの展示も沢山。
*ちょっと薄気味悪かったです。照明も他の展示コーナーよりも暗くて、
不気味さもパワーアップ。

それ以外にはベルギーがどのようにコンゴを
植民地にしていったかという展示もありました。
*『Force Publique』という現地の警察と軍を合わせた組織の写真。
所々にいる司令官及び上官が白人というのが象徴的でした。
*キリスト教による宣教活動の写真。
説明書きには「この宣教活動のおかげもあり、
他のイギリスやオランダのアフリカ植民地とは違い、
コンゴの識字率は40%と高かった。」と書かれていたのが印象的でした。
数字の正確さは確認出来ないですけども。。。

確かに高校時代世界史を勉強してイギリスやオランダといった
西洋列強の国がアフリカを植民地していったのは少なからずうろ覚え。
しかしながらベルギーとコンゴというのはどうも結びつかない。
(オランダやイギリスのように大国という感じがしないので。)
ちょっとその辺は勉強してみようと思います。

*当時の航路案内のポスター。海に面しているのは左側のほんの少しの地点。
ちなみに『ANVERS』とはアントワープのフランス語表記です。
アントワープにも一度行ってみないといけません。

そんな感じで結構勉強になった中央アフリカ博物館。
約2時間ぐらいはのんびりと見てたように思います。

この中央アフリカ博物館ですがTervuren(テルビューレン)公園の中に位置しており、
この公園も大きくゆったりとしたつくりでのんびりできました。
青い空に飛行機雲①
青い空に飛行機雲②

ぱちぱち写真撮ってたら自転車に乗ってた通りすがりのベルギー・ガールに
「ボンジュール」と挨拶され、こちらも「ボンジュール」と返事する。

そんなこともあり、今日は快晴で気持ち良く過ごせました。
ここだと家からも近いのでちょくちょく気分転換に来るのも良さそうです。
公園に入るだけなら無料ですし。ってこれが一番の理由だったり。。。

明日からまた1週間、頑張るとします。