2011年9月8日木曜日

逆切れチェックイン

今日は有給取って昼からブリュッセル空港へ。
というのも今日から約1ヶ月、妻と長女が一時帰国。
そのために空港まで送ってきました。


一瞬見ただけではどこの地方空港かというぐらい、小ぶりなブリュッセル空港の外観。
今回の一時帰国はドーハ経由の『World's 5-Star airline』 カタール航空にて。
が、この『World's 5-Star airline』という謳い文句はどこへやら
何ともお粗末なチェックインを体験する羽目になりました。

というのもカウンターでパスポート、チケット出してすんなりと搭乗券が出てくると思いきや、
目の前のスタッフ(アジア系女性)、どこかに電話掛けたり横の同僚に小声で聞いたりと
何やらトラぶっている様子。が、妻が長女を抱きかかえたままにも関わらず、
こちらには目もくれず、途中「長女のE-チケット番号が見当たらない」と一言。
で、しまいには「発券してくる」と行って席を離れてどこかへ。

この間、30分以上は待たされたでしょうか。。。
で、カウンターに戻って来て搭乗口などの説明をし始めたので、
「待たせたことに対しては何もなし?」みたいな感じで質問するも
相変わらずチケットの説明。で、繰り返し質問していると最後には
日本語的に訳すと「あー、分かった。分かった。こちらが悪かったですよ。」と逆切れ。
この態度にはさすがに我慢できず、こっちも負けずに「あーそうですか。
『World's 5-Star airline』のサービスってこの程度か!」と言い返してやりました。

そもそもブリュッセル空港でのカタール航空の地上業務は
AVIAPARTNERという地元の業者が担当。彼女もカタール航空ではなく、
AVIAの職員でしょうから「カタール航空のチケットシステムのエラーを
私のせいにするな。」と言いたかったんでしょうけど、
そんなもの、乗客にしてみればカタール航空のユニフォーム着ている以上、
関係なし。何ともお粗末な態度極まりなかったです。

ちなみに待っている間に色々見ていると
荷物の超過料金を請求される人が結構いました。(エコノミーは23キロまで。)
先月の妹の帰国の際も6キロオーバーで480ユーロほど徴収されるはめに。
(ブリュッセル発だと1キロ毎に80ユーロという超過料金請求されます。)
ブリュッセルからカタール航空利用される方は是非ともご注意を。

で、超過料金を支払うのはカタール航空のカウンターではなく
AVIAPARTNERのカウンター。なんか胡散臭い。
うがった見方をすると荷物の超過を良いことにちゃっかり
AVIA自身の懐に入れているのではとも思わされます。

思うに『World's 5-Star airline』というのは機上の事であって、
地上では通用しないんだなと。これは今後のために良い勉強になったかなと。。。

しかしまぁサービス業と思われる業種でもレベルの低いベルギー。
日本のように過剰にへりくだり過ぎる必要は無いですが、
横柄なのは何とかならないのか? 残念ながらならないんでしょうね~。
という訳でドタバタしましたが何とか無事に出発して行きました。

ちなみにチェックイン後、空港歩いていたらこの看板。


最近話題の「大佐」のお国のエアライン。(リビア、Afriqiyah航空)
「テロ支援国家だ。経済制裁だ!」等と何だかんだ口では言っても
今回の政変の前は意外と結びつきがあったんだなと思わされました。
(今年3月以降は乗り入れ禁止になったようです。)
これも欧州人の強欲さというかしたたかさの表れか?

色々と考えさせられた今日のブリュッセル空港でした。