2012年1月29日日曜日

アントワープへ

昨日はアントワープに行ってきました。
ベルギー来て1年以上になりますが何とアントワープに行くのは今回が初めて。
当初の目的はアントワープ動物園見学でした。

ナビによるとブリュッセルから距離にして50キロほどの道程。
毎日片道90キロ近く通勤している自分にとっては大した距離では無いですね。
そんな訳で家から1時間もかからず到着。
(ちなみにフラマン語での綴りは『Antwerpen』になります。)


到着間際に妻が以前知り合いから紹介してもらった
中華系食材店の住所を忘れたのに気付く。で、住所教えてもらおうと連絡取ったところ、
何とそのご一家も丁度アントワープに来ているとのこと。
という訳で動物園に行くのは後回しにして、まずはそのスーパーで買い物。
アントワープにはこんな感じで中華街があるようです。


と言ってもほんの数百メーター歩いただけですので規模は不明ですが、
ぱっと見スーパーだけでも数件はあり、結構便利な感じ。
買い物した後、この御一家と別れ、今度は道路挟んで反対側へ。
アントワープ中央駅を散策。噂には聞いてましたが
その規模に圧倒されました。何とも豪華な雰囲気のある駅でした。



頭端式のホームになってますがタリスなどアントワープ終点では無い列車は
他のホームに到着のようです。(全体的には地下2階、地上1階の4層と
外観からは意外なほど近代的な構造になってました。)

そんな感じで当初の目的であった動物園がどんどん後回しに。
駅のすぐ横に入口がありましたが、開園時間は16:45までという事もあり、結局今回は断念。


その代わりに知り合いの人に教えてもらった観光名所まで歩く。
途中歩行者天国の買い物通りがあったせいか1月のセール期間最後の土曜日という事もあり、
結構人が沢山いて賑やかでした。


で、着いた先はアントワープのグランプラス。



本場?のブリュッセルのものに比べれば人も少なく閑散としてました。
けどどこも広場に面した建物は似てるもんなんだと妙に感心。。。
近くには寺院もあるしと良い眺めですがとにかく寒かった。


グランブラスの近くには川もあるようですが今回は断念。来た道を戻る。

ブリュッセルから1時間以内の距離にあるアントワープ。
これは意外に便利だと気付いたのが今回の収穫ですかね。

2012年1月16日月曜日

East Midlands TrainsとOlympic Javelin

先週のイギリス出張ではロンドン-ダービーという街までは
East Midlans Trainsという鉄道会社を利用しました。その時の模様をいくつか。

朝のダービー駅の外観。この日は寒く、霜が降りてました。


イギリスの鉄道は路線毎に運行会社が違うらしく、鉄道好きにとっては飽きないです。
こちらは同じダービー駅に停車中のCross Countryという会社の車両。
ちなみにふと思いましたが架線が張られてません。という訳でこの車両はディーゼル車。
ディーゼル車の割にモダンなデザインに拍子抜け。垢ぬけてます。


鉄道利用だと出張時に1等車の利用が許される我が社。
その恩恵という訳で待ち時間はホームにあったラウンジで過ごす。
イギリスだからこういう場所ではBBCが放送されているのかと思いきや、
ダービー市内の飲食店でもそうでしたが、ここでもSKYNEWSが放送中でした。


ちなみにイギリスでは駅のアナウンスで停車駅については一般的に想像できる
「stops at ~」では無く「Calling at ~」という表現が使われてたのが印象的でした。
ダービーからロンドンまでは1時間半ほどの道程です。


このEast Midlans Trainsの1等車の道中では車内で無料のWiFiに
飲み物のサービスまでありました。何とも至れり尽くせり。
ロンドン・セントパンクラス駅にて乗ってきたEast Midlands Trainsの車両。


セントパンクラスからはユーロスターで一度ブリュッセルに向かう訳ですが
3時間程時間があったので駅構内を散策。お目当てはこれ↓。



Class 395という日本・日立製の高速鉄道でSoutheasternという会社が運行。
今年開催されるロンドオリンピックへの会場輸送(Olympic Javelin)にも使われるとかで
なかなか斬新なデザイン。駅構内には日立の広告もありました。


何でもユーロスターと同じ線路を走る高速鉄道だとか。
車体の横に書かれた『highspeed』の表示が何とも誇らしげ。


機会があれば是非とも時速225kmの高速走行を楽しんでみたいものです。

2012年1月15日日曜日

ちりも積もればCarrefour Bonus card

2011年から使い始めたCarrefourのボーナスカード。
利点としては自分で購入商品をバーコード読み取りした上で
レジに持っていくので、レジであまり待たされることがないということ。
(そもそもその手の作業は本来売り手側のCarrefourの仕事じゃないのと思いますが、
そこは「自由・平等・友愛」の国、フランスの会社です。店も顧客も平等ってことで理解してます。)

そんなこんなで使ってましたが良く分からなかったのが購入毎に付与されるポイント。
系列のCarrefour Mobileへチャージできるのは知ってましたが
それ以外は「ただ、何となく」という感じで集めてました。

で、先日この件について妻が『奥様ネットワーク』から情報入手。
何でも500ポイントで5ユーロの割引券に換えられるということで昨日近所のCarrefourへ。


その結果、5,500ポイントほどあったおかげで
「5ユーロ X 11枚 = 55ユーロ分」の割引券になって戻ってきました。
いやぁ、何気なく集めてみるものです。

先週イギリスで行ったスーパー『TESCO』ではレジ店員は立って作業してたし、
レジ袋もわざわざ広げてくれたりと結構気を遣ってくれたのが何とも新鮮!
これはインド系のスーパー行った時も同じ。
それに比べて大陸側だと中華系のスーパー行ってもその手の気遣い全くなし。
ドーバー海峡が隔てる文化の違いというのが大きいなと感じたものです。

2012年1月14日土曜日

大陸側へ帰還。

先週日曜日からのイギリス出張を終え、
昨日ベルギーへ戻ってきました。

Eurostarだとロンドン-ブリュッセルは2時間。
ちなみに鉄道だとパスポートのスタンプにある絵柄が微妙に異なり、
汽車ポッポになってました。(なおロンドンの駅には
フランスの入国審査官がいて、そこで入国審査してました。)


個人的な旅行も含めて、以前にイギリスに行ったのは
2009年の年末休みでしたので3年ぶりの訪英。
普段ベルギーにいてフランス語やオランダ語など聞き取れない言語は
自分の耳が受け付けないのでそのままスルーしてる生活を送ってます。

ですので久々の英語圏で耳に入ってくる言葉が
辛うじてとはいえ『解る』というのはなんかちょっと変な感じがしました。
とは言えイギリス英語の聞き取りにくさを痛感したのは今回が初めてで
そういう意味では耳が『英語』というものには慣れてきたのかなと勝手に自画自賛。

年明け早々から1週間も不在にしたので仕事が溜まりに溜まってしまってます。
以下の動画のようにテキパキ捌くよう来週からエンジン全開で行きます!!


2012年1月11日水曜日

出張中。

日曜日からイギリスに来ております。
今回はブリュッセルから鉄路でドーバー海峡渡ってみました。


ロンドンでユーロスターから在来線に乗り換えて目的地到着。
あと数日ポンドの国で滞在となります。

2012年1月5日木曜日

Pediatrician(小児科医)へ

2012年の仕事初めの今日。やはり初日と言うのは結構体が重いものです。
いつもの通勤ルートの片道約100キロも何となく距離感があったりと。。。

そんな仕事初めの日でしたが午後に早退。
と言うのもここ数日来、子供の下半身に赤い湿疹のようなものが出来ており、
それのせいでかなり辛そうな我が子の様子だったのでアポ取って近くの小児科医へ。

症状を見てもらったところどうもおむつかぶれのようでした。
産まれてからずっと『パンパース』を愛用してますが、ブランド名は変わらずも日本製と比べて
何気に肌触りが違う(こっちの方がちょっと硬い感じ。) ベルギーのパンパース。
しかも先日2箱も追加購入したばかりです。

とりあえず帰路に小児科医で発行してもらった処方箋を持って
薬局で薬を購入。


まずはこれで当面様子見るとします。
それにしてもこっちの薬局は英語を話せ、結構スキルが高いので助かります。
(下手な医者だと英語も覚束無いこともあるのに比べての話です。)

2012年1月4日水曜日

ルクセンブルク市内散策

前回書いたシェンゲン訪問した後、ルクセンブルク市内へ移動し、その日はここで宿泊。

宿泊したのはBooking.comで選んだParc Bellevueというホテル。
同じ敷地内に同系列のParc Plazaというホテルもあり、レセプションは一緒。
Parc bellevueの下に書かれた『Economic Hotel』という表現に
一瞬こちらの足元見られているような気がしましたが、
『Economic』という割には割高感のするホテルでした。

着いた日は夕方から雨となり最悪でしたが、
翌日は打って変って快晴。部屋からの眺め。


こちらは朝食後、部屋に戻る際に撮った風景。
というのもここのホテルですが朝食場所のレストランまでは屋外を歩く必要があります。
寝ぼけた頭には『目覚め』の寒気が良く効きました。。。


子供の準備などでチェックインしたのは11時半頃。
ホテルから市内中心部の公営駐車場まで移動。
手元にあるガイドブックには『ルクセンブルク中心部の公営駐車場は
余りスペースが無く、満車になることが多いので要注意。』等との記述を見たものの
そんなはずはないだろうと思いつつ、目的地の駐車場に行ってみると
既に空車スペースが『残り10台未満』という状態。何とかぎりぎりセーフでした。
(ちなみに夕方帰る頃には空車待ちの車が入り口前に並んでました。)

車を止めてから街歩きを開始。特に目的があったわけではなくブラブラと。


寄木細工とでも言うのかこのようなものも売られてました。
店の窓には『セール』なんて書いてましたが、その割には結構な値段がしてました。


ノートルダム寺院に

憲法広場を経て、

ギョーム広場へと歩く。
せっかくの立派な銅像も予習不足で来てしまったために
誰か分からず仕舞い。ルクセンブルクの皆さん、すいません。


この後、近くにあった『漢宮酒家(MING DYNASTY)』という中華料理屋で
バイキング形式の昼飯を。(一人9,8ユーロでした。)
Maestroで支払おうとしたら「あなたのカードは明日までの有効期限なので駄目」と
訳のわからないことを言われ、結局別のカードで支払い。
(ちなみに有効期限はカードに2016年1月としっかり書いてあるんですが。。。)

昼食後はエレベーターで崖の下に降りてみました。
穏やかな川の流れがあり、


この近くには日本食レストランもありました。
店自体は閉まってるぽかったです。


途中、子供のおもちゃ買ったりして、ブラブラと歩くこと4時間程。
あちこち眺めて歩くには大き過ぎずという感じでもってこいです。
何より英語を話す人も多いので買い物するのも
ブリュッセルなんかに比べれば気楽な感じがしました。

そんなこんなで17時頃ルクセンブルクを後にしました。
今度来るなら是非とも歴史博物館辺りをゆっくり見てみたいものです。

2012年1月3日火曜日

Schengen(シェンゲン) へ行ってきました。

この年末休み、2泊3日の日程で
ルクセンブルクとベルギー・ワロン地方へ出かけました。

ルクセンブルク自体には昨年1度行ったことがありますが、
今回は首都のルクセンブルク市以外の所を目指して出発。
目的地はルクセンブルク南東部のSchengen(シェンゲン)です。

このSchengen、何で有名かと言うとその名も『シェンゲン協定』。
これのおかげで協定加盟国は入国審査無しに行き来が出来る訳で
その恩恵に与ってる身ですのでここはその条約に敬意を評して、
勝手に『表敬訪問』ということで行ってみました。
何でも事前の下調べによるとモニュメントとちょっとした博物館があるとのこと。

ブリュッセルから高速道路E411号線に乗って、ひたすら南東方向へ。

ベルギー・ルクセンブルク国境
博物館の横にはカフェも併設されているという事なので
博物館見学の後に子供の昼食も兼ねてカフェで一息つくかと思い、
予定通り13時過ぎに現地到着。

写真ではちょっと分かりにくいですが『Museum European Schengen』とあり、
ここがお目当ての博物館とカフェ。


ところがさっそく行ってみると、どうも人けが無い。。。
で、何のことかと思いきや何と年末特別休館っ!!
(12月24日から1月2日まで。上の写真の右手、白いのがその貼り紙でした。)

事前の下調べでは『月曜日が休館日』とはあったものの
年末年始休暇の事は書いてなかったので何とも不親切極まり無いですが、
閉まっているものはどうしようもない。
という訳でまずは近くに車停めて、腹ごしらえ。(カフェは開いてましたが結局行かず。)

せっかく来たので近くを散策しつつ、シェンゲン条約の記念モニュメントを探す。
すると博物館から約150M位行ったところにありました。



4ヶ国語でそれぞれ書かれた説明書き。


何でもここを流れるモーゼル川に投錨した船の上で調印されたとのこと。
確かに近くの橋の上から見ると船着き場のようになってました。


この橋の上から対岸方向に目を凝らすと、


対岸はドイツでした。で、逆に歩いてきた方向に目を凝らすと、


当然ながらルクセンブルクです。
で、橋のたもとの道路標識では何ともおおざっぱに、


『フランス2キロ、ドイツ1キロ』の表示が。
そんなこんなで寒風吹く中、寒さにも負けず独りで悦に入っておりました。
(妻と子供は車で待機。)

モーゼル川を往く船を見ながらのんびりと1時間程過ごして、
シェンゲンを後にしました。
パラボラアンテナに車まで搭載してる船。
博物館が閉まっていたのは予想外でしたが、
良いふうに考えればもう一度来る目的が出来たということで、
その際は独・仏国境にも行ってみたいと思ってます。

2012年1月2日月曜日

屋内遊戯場2(Planet Kid's)

2012年も2日目。ベルギーは1月1日が祝日なだけで
日本のように『正月三が日』は休みという感じはなく、
今日2日から意外と普通に日常生活が始まっている感じがします。
(昼前にインターフォンで郵便(b-post)配達のおっさんに呼び出され、
入口の鍵を開けるも「Down,Down」と言われ、おっさんが上がって来ずに
こちらがわざわざ1階まで取りに行かされたのも今日です。
今後の郵便物は会社宛にしようと思わされた瞬間です。)

とは言え家でだらだらしていても仕方ないので
子供を遊ばせに近くの屋内遊技場に行ってきました。

前回こちらの記事で同じような内容を書いてますが、今回は違う場所へ。
行ったのはここ。Planet Kid'sという所。
家からブリュッセル郊外方面へ車で15分位です。


建屋の外見からはちょっと子供用の施設のようには見えませんが
屋外にゴーカートもあったりと結構な充実ぶりです。


前回行った場所との違いは2歳以下の子供用区画が明確にされていること。


しかもこういう感じで3ヶ国語表記で注意書きも。
(『max 2』という表現は『最大定員2名』とも取れなくもないかと思ったりもしますが、
フラ語、フラマン語ではちゃんと『2歳』の意味で書かれているので
外国人がとやかく言うなということで。。。)


保護者も一緒に中に入って子供と遊べますし、
もしくはすぐそばにあるカフェコーナーで茶でもしながら、
子供を目の届く範囲で勝手に遊ばせることも可能です。

右手の緑色ネットの部分が2歳以下のコーナー
 しかも屋内は無料Wi-Fi付き!


中には本格的にパソコン持ってきている保護者もいました。


そんな感じで1時間半ほどいましたが、料金は6.5ユーロ。
ここも子供の滞在時間によって加算されますが、同伴の大人は無料です。

この季節、天気悪いし日照時間も短いという環境なので
こういう所で体を動かさせるのも必要かと思いました。
少しの時間でしたがよっぽど楽しかったのか、いつもにない笑顔の今夜の我が子です。
(2,3度、男の子に押されて転倒させられましたが、それ以上に楽しかったようで何より。)

2012年1月1日日曜日

新年スタート

2012年がスタート。 あけましておめでとうございます。

ブリュッセルの年越しは『紅白』も『ゆく年くる年』もなく、静かな年越し。
と言いたいところでしたが22時過ぎから近所で上がる花火の音、音、音。


ブリュッセルでは中心部の王宮周辺で花火が上がるとのことでしたが、
どう考えても中心部とは違う方向から上がる花火。
しかもこんな感じで散発的に。。。


突然の音に子供が目を覚ましかけたりしましたが、何とか耐えて問題なし。
「昨年はこんなにうるさくなかったはず。」と思うも良く考えてみると到着2日目。
時差ボケで年越しの瞬間に起きていたかどうかも覚えて無かったですね。

夕食には年越し蕎麦を。ものは試しでここ見ながら
昆布とかつお節で出汁を作ってみましたがどうもうまくいかず。
結局最後は市販のそばつゆ使うことに。日本から持って来ていて良かったです。


BBC WORLD NEWSを見てると
大晦日は世界各地の主要都市の年越しの瞬間を中継でやってくれるようで
新年が徐々に近づいてくる感じがして何とも言えず、良いものでした。

ニュージーランド・オークランド(ブリュッセル時間31日12PM)


トルコ・イスタンブルとウクライナ・キエフ(ブリュッセル時間31日11PM)


今年1年、家族全員元気で過ごしたいものです。
本年もよろしくお願い致します。<m(__)m>