2011年8月16日火曜日

行かず嫌いだったフランス①(パリ編)

先週は夏休みをもらって日本からの来客(と言っても妹)も一緒に
丸々1週間フランスに行ってました。これまでフランスには
確か今年の2月だったかに一度出張で行ったきりで
これまではどちらかというと避けてきました。

と言うのも
フランス語が話せない
車のマナーが悪い(特にパリ)
すぐにクラクションを鳴らされる(特にパリ)

等々の話を諸先輩方から耳にしていたこともあり
無難にベネルクス諸国に目が向いてました。

しかしながら今回妹がモンサンミッシェルに行きたいとリクエストしてきたこともあり、
それならモンサンミッシェル止まりにせず一気にパリも行ってやれということで
首都にまで足を延ばして周ってきました。帰って来て振り返ってみると
今までのフランス回避の考えは単に『食わず嫌い』ならぬ『行かず嫌い』だっだんだなと。
結構見どころが沢山あることに気付き、また行ってみたくなりました。

今回パリには2泊しました。ホテルは妹に見つけてもらったパリ市庁舎近くにある
『Hotel Residence Des Halles』というところ。(2泊で400ユーロほど)


大人3人に乳児1人ということで4人部屋でリクエスト。
その結果、6階の1フロアに1室だけある部屋を割り当てられました。


Residenceと言うだけあり、部屋にはミニキッチン、冷蔵庫、電子レンジ完備。
乳児がいるので外食はせずにスーパーで買った総菜に家から持ってきた炊飯器で
コメ炊いて連日の食生活をまかなっておりました。

パリには大人3人の誰もが一度も来たことがなかったということで
市内観光にはこれを利用。

しかもこのバス、チケットが2日間有効ということで2泊3日の自分達には大助かりの料金体系。
バスの2階席に乗れば、こんな感じで


何とも心地よかったです。とはいえ雨に降られたこともあり、
あわてて1階席へ移動したなんてこともありましたが。。。

オルセー美術館に

凱旋門。

そしてエッフェル塔に


ルーブル美術館。


まさにパリの名所(美味しいところ)をしっかりと押さえたルートで
『お上りさん』状態の我々にはもってこいの観光バスでした。
2泊3日しかなかったこともあり基本的にはバスからのみの見学。
各所の個別訪問はまたの機会にしようと思ってます。

そんな中、唯一行った(と言うかより正確に言うと連れて行かされた)のがここ。


ヴィトン本店
乳児を抱いた妻と妹がさっそうと店内に消えていき、その間一人路上で待機。
なお、行った日にはこのような感じで入場規制実施中。
(ちなみに乳児連れだと待たずに入れてくれました。)


ボーっと入場待ちの列見てると
たまに無理やり入場しようとして入口の係員に制止され、
列に並ぶように言われるもその列の長さに我慢がならないのか
挙句の果てには係員に食ってかかるも全く相手にされず
結局はあきらめてその場を立ち去るアジア系と思しき方々を良く目にしました。

やはり人間いくらマネーがあっても、モラルがないと駄目なんだなと
改めて気付かされたパリでの昼下がりでした。