2011年8月5日金曜日

先週我が家にやってきた妹に持ってきてもらった日本の活字。
(城山三郎著 「鼠」)
英語の本と違いやはり母国語という取っつき易さもあり、
あっという間に読破してしまいました。


内容は戦前の「鈴木商店」という当時三井に匹敵した規模の会社の
最盛期から没落までを米騒動という出来事と一人の主人公の生き方を通じて描いたもの。
読んで見て気付いたのは当時の『新聞』というものは
結構事実でないことも鵜吞みで記事にして世間を煽ったという事実。
それが挙句の果てには大本営発表にもつながるという結構勉強になった内容でした。

ちなみにタイトルつながりというわけではないですが
うちの集合住宅、1階の部屋ではネズミが出るそうです。
何でも妻が敷地内を散歩していて1階の住人から聞いたとか。
これまた何ともタイムリーな内容だことで。。。